持ち込みSUPで準備・後片付けに必要なグッズのまとめ、選び方、筆者のおすすめ
SUPをはじめようと思うと、ボードや着るものなどに目が行きがちですが、準備・後片付けってSUPで遊ぶのにセットで必ず発生するイベントなので、快適にできるかどうかって意外と重要度が高いです。しかし、初めて持ち込みSUPをする際や、ウォータースポーツに慣れていないと何を用意したらか良いかわからないですよね。
本記事では、筆者がSUPをしながら失敗から学んだことやサーファーとしてマリンスポーツ歴の長いうちの相方さんのアイディアを踏まえ、
をまとめました。
これから持ち込みSUPを始める方や、ほかの人がどうやっているのか知りたい持ち込みSUP経験者の方も、ご参考にしてください。
持ち込みSUPで準備・後片付けに必要なグッズの一覧(表)
グッズ一覧表のリンクから気になるグッズの詳細を閲覧いただけます。また、各グッズ詳細情報ごとの文末に「グッズの一覧に戻る」リンクを設置しています。グッズ一覧表をホームに、各グッズ詳細情報とを行き来すると見やすいです。
★が5つのものについては必須なので準備が必要です。
★が5つに満たないものについては必須のグッズではないものの、場面に応じて「あった方が快適」なものを掲載しています。
表は横にスクロールできます
グッズ画像・グッズ名クリックでグッズ詳細に遷移します
電動空気入れ
用途
SUPボードの準備
価格相場
8,000〜10,000円程度
購入優先度
★★★★★ ほぼ必須
手動空気入れ
用途
SUPボードの準備
価格相場
4,000〜5,000円程度(SUPボードとセットでついているものも多い)
購入優先度
★★★★★ 必須
SUP用キャリーバッグ
(キャスター付き)
用途
自宅〜駐車場間のSUPボードや荷物の運搬(膨らませる前)
価格相場
8,000〜20,000円程度(バギーチェアだとドーリーにもなり1つで2役!>>詳細は後述)
購入優先度
★★★☆☆ 旅行など公共交通機関での移動距離が長い場合はないとキツイ
ドーリー
用途
駐車場〜エントリーポイント間のSUPボードや荷物の運搬(膨らませた後)
価格相場
5,000円程度(バギーチェアだとキャスター付きバッグにもなり1つで2役!>>詳細は後述)
購入優先度
★★★☆☆ 駐車場〜エントリーポイントまでの距離が遠いorプレイ時の荷物が多い場合はあった方が良い
バギーチェア
用途
SUPボードや荷物の運搬(膨らませる前・後の兼用)、SUPボードの椅子
価格相場
10,000〜13,000円程度(膨らませる前・後に利用可能。1つで2役!>>詳細は後述)
購入優先度
★★★☆☆ 駐車場〜エントリーポイントまでの距離が遠いorプレイ時の荷物が多い場合はあった方が良い
水タンク
用途
体を流す/SUPボードの後片付け
価格相場
1,000〜2,000円程度
購入優先度
★★★★★ 必須
シャワー
用途
体を流す/SUPボードの後片付け
価格相場
5,000円程度
購入優先度
★★★★☆ あれば快適
お湯になるタンク
用途
体を流す
価格相場
1,000〜2,000円程度
購入優先度
★★☆☆☆ 必須ではないので購入の優先度は低めだがあれば快適
ポンチョ
用途
着替え(目隠し・バスタオル兼用)
価格相場
2,000〜3,000円程度
購入優先度
★★★★★ 必須
人工芝
用途
体を流す/着替え(足マット用)
価格相場
100円程度
購入優先度
★★☆☆☆ 必須ではないので購入の優先度は低めだがあれば快適
ランドリーバスケット
用途
着替え/SUPボード・小物の後片付け(濡れ物入れ)
価格相場
1,000〜2,000円程度
購入優先度
★★★★★ 必須
ボードを置く台(洗い台)
用途
SUPボードの後片付け(洗い台)
価格相場
1000円程度×2つ
購入優先度
★★★★☆ 砂利の駐車場は必須
車用セーム革
用途
SUPの後片付け(ボード水分拭き取り)
価格相場 1,000円程度
購入優先度
★★★★★ 必須
電動空気入れ(エアーポンプ)
インフレータブル式の場合は、まずはSUPボードを膨らませる必要があります。
手動で頑張って膨らませるのが準備運動になって良いという意見もありますが、正直、手動で膨らませるのは相当な重労働でかなり大変です。
気軽にSUPをやれるようにするのに、必須レベルで購入を推奨します。
ひとつ用意すれば、一度に数人分準備をしたい時に使うことができたり、スポット間の移動をして1日の間に数ラウンド遊ぶこともできるので、数倍SUPを楽しめます。
電動空気入れ(電動エアーポンプ)の選び方
電動空気入れ(電動エアーポンプ)を選ぶ際のポイントは、以下の3点です。
それぞれ詳しく説明します。
❶ SUP対応のものか
SUPの空気圧は高圧になります(SUP空気圧目安:15psi〜20psi)。電動空気入れで安価なものも見かけますが、空気圧が対応していないことが多いです。また、ノズルの口が合わないなどのトラブル防止のためにも、「SUP対応」とハッキリ記載があるものを購入した方が無難です。
❷ 自動停止機能があるか
電動のものを利用すると、空気を入れながら着替えなどの他の準備に時間を割けるのが利点。しかし、空気を入れながら他のことに気を取られてつい空気を入れすぎてしまったりすると、SUPボードの劣化や破裂等につながりかねないです。
そのため、自動停止機能がついているものを選んだ方が良いです。
❸ 給電方法は充電式か、シガーライター差し込み式か
給電方法によって、電動空気入れを持ち運べるか否かに関わります。
自分の利用シーンをよく想定して給電方法を選択しましょう。
① 充電式のメリット・デメリット
充電式のものだと、車とエントリーポイントが離れていて膨らませた後の大きなSUPボードを持っていくのが大変なスポットも、持ち運びができるのでエントリーポイントで準備ができるのがメリットです。
しかしエントリーポイントで準備をすると、電動空気入れだけだけでなく、折り畳んだ状態のSUPボードを持ち運ぶためのバッグや、遊び終わったあとバッグにしまう際にボードを片付けるための道具までエントリーポイントに持っていく必要があります。遊ぶのに必要のない荷物を持ってSUPで出航するか、エントリーポイントに荷物を置きっぱなしにしないといけなくなってしまい、遊ぶときに荷物がかなり邪魔になってしまうことがデメリットです。
[2024/08追記] 充電式のものの評判について、「煙が出た」や、「すぐに壊れた」などのネガティブなものが多いので、特別な事情がないのであれば、筆者自身使っていて特に問題ない給電式のものをおすすめします。(筆者が使っているものは以下に紹介しています)
② シガーライター差し込み式のメリット・デメリット
うちで使っているのはこちらの車のシガーライターに差し込んで給電するタイプのもので、駐車場でSUPの準備を済ませます。
シガーライター式は車から離れた場所でSUPボードの準備はできないことがデメリットですが、車の横で準備をするので遊ぶのに不必要なものは車に置いておくため邪魔にならないし、充電式のものに比べるとパワーも強めで安定的なのがメリットです。
また、筆者的には幾度とSUPをやっている中で特に今までエントリーポイントでSUPボードを膨らませられなくて困ったことはありません。
筆者おすすめの電動空気入れ(電動エアーポンプ)
【SUP対応】自動停止機能付き+シガーライター差込み給電
一番おすすめなのはうちで使用中のこちらです。通算30回以上は使っていると思いますが、問題なく使えています。うちの相方さんが苦しそうにSUPボード二つ分膨らます作業から解放されました・・・!SUP旅行のときもいつも持っていきます。
上記以外の【SUP対応】シガーライター差込み給電の電動エアーポンプを検索する
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上記以外の【SUP対応】充電式の電動エアーポンプを検索する
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手動の空気入れ(ハンドエアーポンプ)
電動空気入れに不具合があった場合に活用できるので、毎回持って行った方が安心です。
手動の空気入れ(ハンドエアーポンプ)の選び方
セットなどに付属していてお持ちの方も多いのではないかと思います。既にお持ちでしたら、あえて新品を購入する必要もないですが、新品を買う場合は以下2点が選び方のポイントです。
❶ 空気圧計が付属しているか
上述のとおり電動で入れても微調整はできないので最終的に手動での微調整が必要です。その際、結局何psi入れられているか目視できる方が安全なので、空気圧計が付属しているものの方が良いです。
❷ 空気圧計が壊れにくいか
うちはSUPボードのセットに付属していたものを使っています。
一応空気圧計がついているものなのですが、どうも使い始めた直後から狂っているような気がしています…。なので、空気圧が正しいかわからないまま、感覚値で入れています。^^;
クチコミを見ていると、うちと同様に空気圧計が初期段階で壊れてしまうものが多いようですね。
バーストの原因にもなりかねないので、どのくらいの空気圧になっているかを正確に確認できる方が安全なので、これから購入を検討されている場合は空気圧計が壊れにくいものを選ぶのが良いです。
- 安価なものだと1000円代〜あるが、空気圧計が付属していない。
- また、2,000円代〜空気圧計がついているものもあるが、「空気圧計が壊れた」というクチコミ情報あり。
- 2,000円程度で空気圧計単品でも販売あり。空気圧計と手動空気入れを組み合わせての使用も検討可能だが、「壊れにくい」かどうかは不明瞭。また、両方組み合わせると、結局トータル3,500円〜5,000円くらいになる。
筆者おすすめの手動の空気入れ(ハンドエアーポンプ)
- 空気圧計が付属+1年間のメーカー保証付き!
- 保証がつくので「早々に壊れてしまった」なんてことには絶対にならない
- 保証があると粗悪品でないだろうという安心感あり◎
(Amazonでも同じ製品の取り扱いはありますが、メーカー保証が付帯しているのかが文面からではわかりませんでしたので、楽天のものをメインで掲載しています)
上記以外のSUP用ハンドエアーポンプを検索する
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SUPボード・荷物の運搬
すでに持っているものに応じて、以下の3つから必要なものを選ぶのが良いです。
Choice
❶ SUP用キャリーバッグ(キャスター付き)
❷ ドーリー
❸ 【筆者おすすめ】SUP用キャリーバッグとドーリー、一つで二役!バギーチェア
- キャスター付きのバッグとドーリーどちらも欲しい方は、バギーチェア一つあれば機能補完することができるので、バギーチェアを購入すると無駄なものが増えずコスパも良いです。
- キャスター付きSUPバッグかドーリーどちらか一方をもう持っているよ、という方は値段や欲しい機能から選択すると良いです。
- SUPで釣りをする方などエントリーポイントまで持っていくものが多い方はドーリーよりバギーチェアがおすすめです。
各項目の詳細は以下に書いて行きます。
❶ SUP用キャリーバッグ(キャスター付き)
膨らます前のインフレータブルSUPボードを持ち歩く用途のバッグです。旅行のときや、公共交通機関でSUPをしに行くときにキャスターのないリュックだと重くて持ち運びが困難なので、キャスター付きのものがあると重宝します。
私は普段は車でSUPに出かけますが、旅行のため自宅〜羽田空港までの1時間少々の移動を電車+飛行機でSUPを持って行ったことがあります。
セットに付属していたバッグがリュック式のものでキャスターがついていませんでした。SUP以外のものも入れて総重量15〜6kgでしたが、自宅から駅まで10分もかからないし電車に乗っている間は降ろしていられるので、大丈夫だろうと軽い気持ちで背負っていきました。
が、これ、完全に嘗めてましたね…。
駅までと乗り換えの間背負って歩いているだけだったのですが、旅先に到着する前に体壊すんじゃないかと思うくらい相当辛い思いをする羽目になりました^^;(肺が重みで上から圧迫されているような感覚。それに加えて、腰痛。)
帰りは旅の疲れもあって余計に辛かったので、空港のコインロッカーにSUPバッグごと置いて帰り後日車で空港へ取りに行きました。(物凄く面倒なことになってしまいました…。)
それくらい背負っていくのは大変です。
車で各スポットで行くときはなくても問題ないですが、公共交通機関を利用してSUPを持ち運ぶ時には、バッグは絶対にキャスター付きを用意することを強くおすすめします。
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❷ ドーリー
駐車場〜エントリーポイントまで距離がある時、重いSUPボードや荷物を持って行くのってかなり大変です。
(奥多摩・白丸湖SUPが良い例。ここ、駐車場〜エントリーポイントの距離が結構長いんです。SUP自体は湖で穏やかなのでハードではないのですが、エントリーポイント往復で相当疲れます…。)
また、SUPフィッシングなんかをやるときなんかは釣り道具など沢山の荷物を持っていくので、持ちきれないことが多く、駐車場〜エントリーポイントが近くても何回も往復をしないといけません。
そんな時にドーリーがあるととても役に立ちます。
SUPボードの運搬にも使えますし、少量の荷物ならボードの上に乗せて持っていくことも可能です。
タイヤが幅広のものが◎
砂浜からの出航の場合、タイヤが砂にまとわりついたり埋まったりしてしまうことの懸念があるので、タイヤが幅広めの仕様のものを選ぶとより良いです。
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❸ 【筆者おすすめ】SUP用キャリーバッグとドーリー、一つで二役!バギーチェア
ここで紹介するバギーチェアは多機能なので、現在持っているものやエントリーポイントまで持って行きたい荷物の量にもよりますが、筆者的にはバギーチェアの方がおすすめです。
1. キャスター付きSUP用キャリーバッグとドーリー、一つで二役
- 膨らませる前のSUPボードの運搬ができる
キャスター付きでないSUPバッグは、SUPボードを購入した時についてくるのでお持ちの方ってかなり多いと思います。SUPバッグを持っているならバッグごとバギーチェアにくくりつけてしまえばキャスター付きのキャリーバッグの代わりになります。 - SUPを膨らませた後、ドーリーとしてSUPボードを持ち運ぶことができる
タイヤもドーリーと同じ砂浜に耐性のあるタイヤなので、砂浜の上の運搬も問題ないです。
2.ドーリーより高機能
エントリーポイントまでの持ち運びの際、チェア部分の上にSUPボードを載せて運搬します。
そのため出航後に荷物にならず、椅子として便利に機能してくれます!
多用途であり、多機能、しかも出航時に邪魔にならない、という、SUPクルージングではベストな製品なのでおすすめです。
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水タンク(真水入り)
水タンクの用途
真夏の大人一人分で約20リットルを目安で真水を持って行きます。
基本的にいつも持っていく方が安心です。(現地に行ってから水道有無や水質を気にする必要がないため。うちは災害時の備蓄用としても使えるので常時車に積んでいます。)
真水の用途は以下二つです。
ボードや用品全般を洗う
種類にもよりますがSUPクルージングで使用するSUPボードは概ね3m程度あり、家で洗うのは結構大変です。なので、現地で洗ってから持ち帰った方が良いです。(綺麗な淡水エリアであればそのまま水分を拭いて持ち帰れば良いのですが、塩水のエリアだと劣化やサビに繋がるので必ず真水で洗いましょう。)
体を流す
また、遊んだあとに体を流す用途としてもあった方が快適です。
(季節や濡れ方にもよりますが、真夏はジャブジャブ水浴びできると気持ち良いですし、肌寒い季節でも塩水エリアならせめて手足はさっと洗って帰れる方が快適です。)
旅行の場合
折り畳み式の簡易的なウォータータンクがダイソーに売っています。普段使いするには軟弱感が否めないので、旅行のとき用と割り切って別途準備するのが良いです。
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シャワー
SUPボードを洗うのに、シャワーがある方が断然便利。(打ち水だと濡れてくっついた砂や砂利がしっかり落ちてくれないため)
手動ポンプ式でもないよりは良いですが、使い勝手的にはやはり電動が便利です。
電動シャワーの選び方
電動は結構すぐに壊れるものが多い模様…。うちの相方さんはサーフィンで色々と使ってきているようですが、5回も使えば壊れてしまった、ということが連発したとのこと。
経験則での傾向ですが、極端に安価なもの(3,000円以下)とかは避けた方が無難。(中がすぐに錆びてしまって使えなくなってしまうようです)
安物買いの銭失い、とならないように注意しましょう。
筆者おすすめの電動シャワー
[2024/08修正] 以前使っていたものが動かなくなってしまい(寿命2年程度)、製品自体の販売もなくなったのか?探せなくなっていたので、リンクを削除しました。現在新しく使用中のものを掲載いたします。
購入し半年ほどですが、以前のものより断然水圧も強く、使い心地すごく良いです。
使いはじめの頃、使い方が良くなかったようでうまく動作せず、製造元に問い合わせたところ快く使用方法をご教示いただき、対応もすごくよかったです。耐久性はわからないですが現在問題なく動作しており、問題ある製品が多い中なので、現時点、満足のいく買い物だったなと思っています。
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お湯になるタンク
太陽に当たる場所に水を入れて置いておくとお湯になるこんなグッズもあります。夏場に利用した時は1.5時間程度地面に放置していたところ水がかなり温くなっていたので快適でした。秋口以降の効果がわかりませんが、それなりに日差しが強い日はしっかり機能している印象です。
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ポンチョ
ポンチョの選び方
肌寒くなる季節でも、SUPをしている間はウェットスーツを着ているのでそれほど寒さは感じません。寒さを感じるのは着替える時。濡れたところに風が当たるのが一番堪えます。だからと言って車の中で縮こまって着替えられるかというとそうではなく、ウェットスーツはかなりタイトなので広い場所でないと着脱しづらいです。そうすると寒い中屋外で着脱しないといけなくなるので、ポンチョはあるととても重宝します。
求める機能が以下3点となるので、それが機能するものか?という観点で選ぶのが良いです。
❶ ウェットスーツ着脱時などの目隠し
❷ 風除け
❸ バスタオル
ウェットスーツ着脱時などの目隠し
ウェットスーツの着脱時の目隠し機能が必要なのにも関わらず、物によっては横がスナップボタン(ぱちんとはめるタイプのボタン)になっている物が多いです。私の持っているのはこの仕様。正直とても使いづらいです。着替えて手足が引っかかったりして、着替えている最中にサイドがぱちんぱちんと外れてくれてしまいます…。サイドを縫って使うという手もありますが、はじめからサイドがボタンになっていないものを選んで買う方が手間がないです。
風除け
特に肌寒い日の着替え時、上述のとおり寒さが堪えます。(ウェットを脱いだ時が一番寒い…。)ですが、ポンチョを着ていると直風にさらされないため、脱いだ直後に直風に晒されるのとでは雲泥の差です。その機能をフルに発揮させるためには、5分丈タイプのものより、長袖タイプのものを選択する方が良いです。(安価なものは5分丈サイズのものがほとんど)
バスタオル
速乾性のあるものを選ぶとバスタオルとしても使い勝手が良いです。
筆者おすすめのポンチョ
❶ サイドがスナップボタンじゃない
❷ 長袖タイプ
❸ 給水速乾のもの
これらが備わっているこちらのグッズがおすすめです。
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ランドリーバスケット(濡れ物入れ)
SUPをするにはSUPボード以外に、ウェットスーツや小物アイテムに至るまで様々なアイテムが必要です。また、揃えたそれらのアイテムを長く使おうと思うと、帰ってから真水で洗わないとダメです。(特に海水の場合。うちは残り湯につけて塩抜きしてからベランダで干します。)
家まで持ち帰るのに濡れた小物をガサっとランドリーバスケットに入れて持ち帰ってお風呂場にそのまま持っていけます。ランドリーバスケットも一緒に洗ってベランダで干した後、また小物をランドリーバスケットにガサっと入れておけば物をなくすこともなく管理が楽なので、SUPの際は必ず持っていくのが良いです。
SUP用のランドリーバスケットの選び方
❶ 濡れものの重みに耐えられるか
❷ 軽量性(旅行時などを想定)
濡れものの重みに耐えられるか
うちのやつはプラスチック製のランドリーバスケットなのですが、以前使っていたものは濡れ物の重みに耐えきれずびりっびりに破れてしまいました・・・。新しく買い替えたのもプラスチック製のもの(上記掲載写真のもの)ですが、同じ惨劇になるとも知れず。なので重みに耐えられるか?という観点で見るのが良いです。
軽くてコンパクトなもの(旅行時などを想定)
サーファーの相方さん的には、衣装ケースを使うと丈夫で良い、とのことでしたが、大きいので持ち運びが大変そう。
調べたら撥水加工されている布製のものが出てきました。公共交通機関での移動や、SUP旅行に出かける時なんかも軽くて折り畳んでコンパクトに持ち運べるので使い勝手が良さそう。
筆者おすすめのSUP用ランドリーバスケット
撥水加工の布製で自立するけど折り畳みもでき、持ち手も丈夫そうなのでこちらがおすすめです。
上記以外の布製ランドリーバスケットを検索する
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人工芝 (着替える時用の足マット)
シャワーするときの足マット用で100均で売っている人工芝を2枚程度持っていくと◎
地面に直足をつける必要もなく、人工芝の間から砂も落ちてくれるので快適です。
掲載写真はうちで使っているものです。100均で購入。”芝”ではないですが人工芝みたいにベランダに敷くためタイルです。機能的には同じなのでお好みに合わせてどちらでも。
ボードを置く台(洗い台)
写真のように地面がコンクリートだったら良いのですが、砂地の場所も結構多いです。
下が砂地だと、洗い台がないと悲惨なことになってしまいます。(洗っても洗っても砂まみれに・・・)
なので、洗い台(踏み台・ステップですが)を二つ用意し、その上にボードを置いて上から水をかけて洗うと砂まみれにならず良いです。
ご紹介のものは表面がゴム面加工されています。特にハードボードなど表面が滑りやすいボードの場合はゴム面加工されているものの方が滑り止めになるので◎です。
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速乾性の布巾(車用のセーム革)
洗ったボードを拭くのに必要です。吸い取りが良いので洗車用のセーム革を利用するのが良いです。(マイクロファイバーのものもありますが、吸い取りが良くない印象なので、マイクロファイバーでないものの方がおすすめです)
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結び
準備・後片付けが、極力楽に!快適に!できるようになると、水辺で遊ぶための敷居がぐっと下がり、よりたくさんSUPで遊ぶことができます。また、せっかく購入したマイボードも適切に後片付けをしておけば、ボードの劣化を防ぐことができ長く使えるのでコスパも良いです。
ぜひ気軽にSUPを楽しむためのご参考にしてください。
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- 持ち込みSUPで毎回発生する「準備・後片付け」が快適にできるよう、準備・後片付けに必要なグッズや選び方、筆者のおすすめを記事にまとめました。こらもぜひ合わせてご参考にしてください。
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