【新潟/能生弁天岩 | 持ち込みSUPスポット情報】神社や灯台も聳え立つ珍しい岩礁
真夏の海水浴シーズン、案外と首都圏からもアクセスしやすい新潟県へと足を伸ばし日本海側でプライベートSUPを楽しみました。
– Contents – ➖
今回のクルージングコース・全体MAP
青・クルージングコース/黄・利用施設/緑・エントリーポイントまでのルート/赤・SUP航行注意ポイント ※各アイコンをクリックするとポイントごとの情報が見られます。
新潟/能生弁天岩SUPの見どころ
ユネスコ世界ジオパークのジオサイト(地質学的な見どころ)のひとつ
その昔、日本列島がユーラシア大陸から切り離された際、西日本と東日本を分断する、フォッサマグナという8000メートル以上のヒマラヤ山脈級の大地の裂け目が誕生。
そこに海底火山の噴出物や土砂が堆積して埋め立てられた地層が激しい地殻変動によって盛り上がり、北アルプス〜富士山までの続く地球で唯一の地質構造の火山列が作られました。
能生弁天岩は、その際に海底火山から噴出した堆積物でできた岩礁で、ユネスコ世界ジオパークに認定された糸魚川のジオサイト(地質学的な見どころ)のひとつです。
その岩礁をまじまじと近くで鑑賞しながら周遊できるのは、SUPならではの楽しみです。
こじんまりした岩礁に、神社と灯台を併設する珍しい場所
海の守り神を祀った厳島神社と、能生漁港へ出入りする漁船の道標となる灯台を併設しているあまり他に類例を見ない場所です。
見渡す限りの水平線
新潟の国道8号線はひたすらに水平線が続き、その壮大さに癒されます。日本は島国なんだなぁとしみじみと実感させられました。
また、辺りの水の透明度も高めです。特に岩の周りは底が透けて見えます。
駐車場
弁天浜観光案内所併設の駐車場を利用しました。
オンシーズン時は1日1000円。
砕石が敷かれた駐車場なので、アスファルトよりも濡れたSUPの後片付けはしにくいかもしれませんが、敷地も広くアスファルト舗装されているところもスペースがある場所があるので、さほど不便を感じませんでした。
エントリーポイント
能生海水浴場からエントリー。
トイレ・シャワー
トイレ
駐車場からすぐに無料トイレあり。
シャワー
お湯は出ませんが、トイレの前に無料シャワーあり。
新潟/能生弁天岩の気象について
新潟県は、時期によるかもしれませんが、夕方でも風の強弱はあまりないようでした。なので、時間を選ばずSUPしやすい環境だと感じました。
また、能生海水浴場には防波堤があり、その内側は波風少なくSUPがしやすいです。
しかし、弁天岩の反対側(防波堤の外)は風が吹くとさっと流されやすいので、油断せず波や風の状態には留意してください。
新潟/能生弁天岩にて個人でSUPをする際の注意事項
エントリーポイントは海水浴場と併設なので周囲に気を払いながら楽しむこと
オンシーズン中でも特にSUP禁止等の決まりはないですが、海水浴場との併設のため、海水浴客とぶつかったりしないよう留意が必要です。
岩の反対側は、風が吹くと流されやすいので注意する
岩の手前には防波堤もあるため安心して遊べますが、対して外側は波風の影響を受けやすいので、油断しないように注意して遊びましょう。
結び
エントリーポイントから遠くを周遊をするようなスポットではない(東側にとっとこ岩など周遊できそうな箇所もあるが、手前に漁港の出入り口があるためSUPの横断は難しそうに見える)ので、SUPができる範囲は狭めです。
しかしながら、他にあまりない珍しい見どころを楽しみつつ穏やかにSUPを楽しめる気持ちの良い場所なので、立ち寄りスポットとしておすすめです。
- 関連:
- 持ち込みSUPで毎回発生する「準備・後片付け」が快適にできるよう、準備・後片付けに必要なグッズや選び方、筆者のおすすめを記事にまとめました。こらもぜひ合わせてご参考にしてください。
\この記事がご参考いただけたら、シェアをお願いします/