
【新潟/柏崎 | 持ち込みSUPスポット情報】ダイナミックな懸崖と透明度抜群の碧色の海が絶景な場所
夏真っ盛りの休日、関東から新潟まで遠征し、ツアーやスクールは使わずプライベートでSUPをしました。神奈川からだと4時間弱・埼玉中心部からだと2時間半程度と、少し遠征ではありますが、高速道路の流れもスムーズで首都圏からもそうアクセスは悪くないです。
台風の影響であいにくの曇りの中となりましたが、海も綺麗で見どころも豊富な穴場的なスポットです。
– Contents – ➖
今回のクルージングコース・SUP禁止場所を含む全体MAP
青・クルージングコース&見どころ/黄・利用施設/緑・エントリーポイントまでのルート/赤・SUP航行注意ポイント
※各アイコンをクリックするとポイントごとの情報が見られます。
新潟/柏崎SUPの見どころ
ダイナミックな懸崖と透明度抜群の碧色の海
アドベンチャー感満載でダイナミックな懸崖が圧巻です。
余談ですが、日本列島はその昔は大陸の一部だったようで、そのうちに亀裂が生じて細長い湖になり、大陸から完全に切り離された際には日本列島はさらに縦(東日本と西日本)に分断されたのだそう(だから本州ってちょっと折れ曲がっている)。その間の溝に土砂が堆積していき、海底火山の活動により隆起するタイミングで海底から持ち上げられ柏崎のあたりを形成するに至ったそうです。
懸崖は荒々しさがあり、強大な力の跡を間近で感じることができました。

また、荒々しく変化に富んだ手つかずの自然の風景は、恐竜が出てくるのではないかと想起するほどのアドベンチャー感を楽しむことができました。

碧色の海は、透明度も抜群です。
この日は、台風の影響もありうねりもあったため、砂浜付近は砂が巻き上がっていたのか多少濁りもありましたが、浜からほんの少し離れると、台風の影響も感じさせないほど透き通った美しい海を堪能することができました。
福浦八景と呼ばれる絶景スポット
柏崎市の西部約12kmの海岸線はとても自然豊かな美しい岩礁地が続いていて、その中でも特に美しい八つの景観のことを「福浦八景」と呼んでいるそうです。
今回のクルージングは、台風からの影響で雷の心配もあったためあまり無茶しない範囲での散策となりましたが、この「福浦八景」のうち3箇所を海から散策することができました。
だるま岩

猩々洞

鴎が鼻

総じて、見どころがとても豊富なSUPスポットでした。
駐車場
今回利用したのは薬師堂パーキングです。
料金:無料
海岸沿いの国道8号線、エントリーポイントの薬師堂海水浴場と線路を挟んで隣接する付近のガードレール内の路端です。
エントリーポイント
薬師堂海水浴場からエントリー。
なぜこのポイントを選択したのかというと、
- 恋人岬の真下=青梅川海水浴場は物凄い傾斜があったため、SUPを膨らませたまま持って降りるのは不可能と断念。
- また、鯨波海岸はSUPエントリー不可。
- 今回エントリーした薬師堂海水浴場は、鯨波海岸と青梅川海水浴場のちょうど中間の場所で、SUP禁止の案内もなく、駐車場から浜までも近く利便性が良かった

駐車場からエントリーポイントまでの行き方
駐車場に線路が隣接しています。その線路を越えるための歩道橋が駐車場からすぐにあります。
この歩道橋を超えてすぐ(駐車場から2−3分)でエントリースポットの薬師堂海水浴場に到着します。
トイレ・シャワー
残念ながら、薬師堂海水浴場の近隣には、利用できそうなトイレやシャワースポットは見当たりませんでした。
しかし、一つ海岸を挟んで隣接する鯨波海岸付近には、公衆トイレや無料で利用できるシャワーが数多くありました。
(※補足:エントリーポイントにも記載のとおり、鯨波海岸はSUP航行が禁止です。鯨波海岸からSUPの出航はお控えください。)
写真は鯨波海水浴場から柏崎マリーナを挟んでさらに東側なので、鯨波海岸よりもエントリーポイントからは離れてしまいますが、ここから鯨波海岸にかけて、複数のシャワー・トイレがありました。

新潟/柏崎の気象について
今回のSUPクルージング時は、風は西側からのオンショアの風(浜に向かう風)で、風速は3mいかないくらいでした。
肌感ですが、今回は真夏でしたが、神奈川近海よりも水温がとても高く感じました。
夕方でも風の強さが大きく変わるようなこともないようで比較的SUPがやりやすい環境でした。
新潟/柏崎にて個人でSUPをする際の注意事項
付近に往来する船が少ないため、可能な限り複数人で行動し、出航時には携帯電話を持っていくこと
今回クルージングした薬師堂海水浴場〜青梅川海水浴場の手前付近は、人気(ひとけ)もなく、往来する船もほとんど見受けられませんでした。
なので、何かあった時に孤立してしまわないよう、SUPをする上では当たり前ですが携帯電話は必携の上、単独行動は控えるのがベターかと思います。
付近の浜は石が多いので、マリンシューズは持っていくのが無難
今回のルート上の浜はどの浜も石と砂が入り混じっています。エントリーポイントの薬師堂海水浴場ではあまり感じませんでしたが、だるま岩の横の海岸に上陸した時はぐいぐい足ツボを刺激され、とても素足で歩けるレベルではありませんでした・・・。

青梅川海水浴場も同様ですので、泣きをみないためにも、マリンシューズを持っていかれる方が無難です。
結び
日本海側で、ダイナミックな自然と海沿いの見どころが豊富なスポットです。
首都圏からも少し遠征で遊ぶのに案外とアクセスしやすい新潟県・柏崎は穴場のSUPスポットです。
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