小網代湾の海上から撮影した夏休みで賑わう胴網海岸
SUPができる場所[SUPスポット]

【神奈川/三浦小網代湾 | 持ち込みSUPスポット情報】神奈川なのに自然豊かな秘境を個人で楽しむ

紫陽花が美しい梅雨時の季節から真夏にかけて、頻繁に三浦市三浦町の小網代(こあじろ)湾にSUPをしに出かけました。神奈川県の海といえば湘南ですが、そこから1時間ほど足を伸ばすと、神奈川県なのにのんびりとした雰囲気と自然豊かな景観が広がり、随分と遠くに来たような感覚に浸ることができます。

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今回のクルージングコース・SUP禁止場所を含む全体MAP

数回に分けて行っていますが、ひとまとめでご紹介しています。

青・クルージングコース黄・利用施設赤・SUP航行注意ポイント
※各アイコンをクリックするとポイントごとの情報が見られます。

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神奈川/小網代SUPの見どころ

海の透明度が高く自然が豊かで波風が穏やかな秘境

海の透明度が高くて美しく、自然も豊かです。エントリーポイントの胴網海岸はこじんまりとしていますが緑も豊富です。湾内は波や風が少なく穏やかなのでSUPがしやすいです。

対岸までいくと人があまり上陸していないような浜もありプライベート感も味わうことができます。
神奈川ですが、プチリゾート感のある秘境的なスポットです。

段々の岩場が特徴的で、生き物がたくさん見られる

段々の岩場が特徴的で、岩場の影には水色の魚や銀色の小魚の大群、タコなども見られました。


数回足を運んでいる中で、エントリーした浜からも近い場所でイルカも目撃することができ、とても感動しました。(※他県ですが、最近イルカが浅瀬に出没して、人に慣れてしまい戯れて甘噛みするなど、トラブルになったこともあるようです。攻撃性があるわけではないですが、野生の動物なので、もし目撃された場合はあまり近づきすぎず適度な距離を保つようにお気をつけください。)

湾の奥には小網代の森の原生林が見られ、風光明媚な光景が広がる

マリーナを横目に奥に進んでいくと、干潟になっていて小網代の森へと続きます。

この小網代の森というのは近郊緑地保全区域に指定されていて、関東・東海地方で唯一、集水域の森林・河川・干潟が開発されずに連続して残されている自然環境と言われています。二千種とも言われる多くの生き物が住んでいるのだそうです。SUPで行けるのは干潟までなのですが、辺りはマングローブのような、他ではあまり見られない風光明媚な光景を見ることができます。

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エントリーポイント

胴網海岸の砂浜からエントリーができます。駐車場から少し傾斜を下るとエントリーポイントの海岸となり、距離は徒歩2-3分程度です。帰りはSUPを持ちながらだとちょっと息が上がりますが、距離は短いので少し踏ん張れば大丈夫です。

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駐車場

エントリーポイントから一番近いのが京急油壺温泉キャンプパークの駐車場です。
(※ [2024/08追記]京急油壺温泉キャンプパークが閉館したようですが、「旧京急油壺温泉キャンプパーク駐車場」として継続して営業しているようです。)

一日500円(シーズンオフ時。)
※ 7月に入って1,000円に値上がりしていましたが、夏休みに入ったあたりでなんと3,000円にまで値上がっていました…。(2022/07)
※ 今年は平日1,000円、土日2,000円でした(2023/07 夏休み突入後追記)

エントリーポイントの浜には駐車場に入って左奥に停めればすぐ(徒歩2-3分)。
敷地はアスファルトでスペースも広く、SUPを膨らませるなどの準備もしやすいです。

シーズン時のご利用で駐車料金が気になる方は、少し距離が離れますが(この駐車場からさらに徒歩7−8分程度)下記トイレの前が市営の駐車場で520円でしたので補足いたします。

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トイレ・シャワー

トイレ

駐車場の入り口を背に、左へ向かって徒歩7−8分程度歩いた先に公衆のものがあります。(おみやげはっとりさんが目印。)

シャワー

駐車場の真横にホテル京急が運営する油壺温泉があります。

通常1,200円、平日限定で割引あり(※)。
上述の駐車場に止めたままでも行ける距離なので、駐車料金は別でかかる心配なし。

[2024/08追記] 油壺温泉、65年の歴史に幕を下ろした模様(2024/03営業終了)…。残念です。駐車場は「旧京急油壺温泉キャンプパーク駐車場」として継続して営業しているようです。

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神奈川/小網代湾の気象について

小網代湾の海況概要

  • 上述のとおり、小網代湾内は風の影響を受けにくく、穏やかでSUPがしやすい。
  • 神奈川県全般に言えることだが、暖かい季節は午後から南風が強くなる。
  • 小網代湾内の南側のふちべり(胴網海岸〜シーボニア付近)は、北側に出過ぎなければ午後に強くなる南風をかわすので夕方まで遊べることが多い。
  • 湾から外に出ると風の影響を受けやすく波も荒めになる。
  • 小網代湾の奥側や、小網代湾から出て沖合までのクルージングをするなら、午前の方が風の影響を受けないことが多いのでおすすめ。

現在の気象状況

海況(シーボニアLIVEカメラ)

▲ シーボニアマリーナから向かって左奥が胴網海岸の方面です

風予報

波予報

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神奈川/小網代湾にて個人でSUPをする際の注意事項

岩場のスポットなので足元に注意

岩場のスポットです。岩が隆起しているところが多くあり、突然浅瀬になったりするので、インフレーター式の場合は特にぶつからないようによく周囲を見るよう心掛けた方が良いです。(浅瀬でフィンが引っかかって落ちたりすると、怪我に繋がったりもするため、危ないなと思ったら無理せず座って漕ぎましょう)

SUPの停泊・乗り入れ禁止の場所がある

マリーナから大洋に向かう直線上は船舶航路になっているため、SUPでの停泊は禁止です。小網代の森の干潟まで行きたい場合は、エントリーポイントの胴網海岸側から対岸沿い(北側)を通行するのがルールになっているので、クルーザーなどの出入りに気をつけて北側を通行してください。また、小網代の森へSUPから上陸するのは原則NGです。(今回のクルージングコースのMAPにも掲載)

食べ物を食べる時は鳥に注意

上空を見ると、鳥が常に旋回しています。食べ物を食べる時は取られないように注意が必要です。(油断していると呆気なく取られます)

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結び

都心部からも近く、自然を大満喫できます。波風ともに穏やかで安心感もある中楽しめるので、おすすめのポイントです。

関連:
持ち込みSUPで毎回発生する「準備・後片付け」が快適にできるよう、準備・後片付けに必要なグッズや選び方、筆者のおすすめを記事にまとめました。こらもぜひ合わせてご参考にしてください。
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▶︎ SUP歴は2021年~。 ▶︎ 元々ウォータースポーツをやっていたわけでもなく、陸上主体生活を送っていた普通のOL。あるとき、私を海へ勧誘しようとしたサーフィン好きの相方さんに、サーフィンよりゆるく始められそうなSUPを提案されたので始めてみたら、現在、すっかりハマっている。 ▶︎ SUPをする場所は関東近郊を中心に、全国つつうらうら。 ▶︎ 想像以上に感動体験が多く、適度な運動とストレス発散にもほどよいSUP。個人がプライベートでも気軽にSUPを楽しめるよう、スポット情報を中心にまとめていくことにしました。

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