北海道支笏湖アイキャッチ画
SUPができる場所[SUPスポット]

【北海道/支笏湖 | 持ち込みSUPスポット情報】支笏湖ブルーが美しい日本最北の不凍湖

日本でも有数の透明度を誇る支笏湖。 周囲は約40㎞あり、深さは約360mと日本では第二位。深い部分にある水が上部の水を温めることになるため、冬でもほとんど凍らない日本最北の不凍湖としても知られています。

そんな支笏湖で持ち込みSUPをするための情報をまとめました。

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見どころ・SUP禁止場所を含む全体MAP

青・見どころポイント黄・利用施設赤・SUP航行注意ポイント
※各アイコンをクリックするとポイントごとの情報が見られます。

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支笏湖SUPの見どころ

周囲は約40㎞あり、深さは約360mと日本では第二位。深い部分にある水が上部の水を温めることになるため、冬でもほとんど凍らない日本最北の不凍湖として知られています。

有数の透明度を誇る支笏湖ブルー

環境省が実施している湖沼の水質調査で2007(平成19)年から2016(平成28)年まで10年連続で水質日本一に選出されている、透明度がとても高い湖です。

支笏湖は流入河川が少なく生活排水も入らないことや、水温も年間を通して低いことからプランクトンが発生しにくい環境なのだそうです。プランクトンが少ないことから貧栄養湖と呼ばれていて、非常に高い透明度を誇ります。澄んだどん深の湖が太陽光で青く輝いて支笏湖ブルーと呼ばれる美しい青色を見ることができます。

カルデラ湖ならではの柱状節理などの特異な奇石群

支笏湖は約4万年前の噴火によって形成されたカルデラ湖です。カルデラ湖とは、噴火の際にできた穴に水が溜まってできた湖で、日本では北海道や東北、九州に多く存在します。

水表や水中に、カルデラ湖ならではの「柱状節理」という特異な奇石が広がります。噴火の時にマグマが急速に冷えてできた切り立った崖のような地形が神秘的な自然の造形美を楽しめます。

近代化産業遺産に認定された山線鉄橋

北海道で現存する現役最古の鉄橋。イギリスの技術で作られており、X字形に交差されたデザインが特徴的です。支笏湖の湖畔、エントリーポイントの千歳川源流部に架かっています。

元々は王子製紙が建てた大工場に物資を運ぶための専用軽便鉄道として敷設されたもので、昭和26年に廃止後は千歳市に寄贈されました。経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。

雄大な自然の景観

動物や野鳥、季節の植物などを観察することもできます。

支笏湖温泉

数は少ないですが、数件温泉旅館が立ち並ぶ場所です。
温泉の情報はこちらのページにまとまっていましたので、ご参考にしてみてください。

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駐車場

支笏湖の温泉街にある駐車場

この駐車場は、第1駐車場〜第5駐車場まであり、湖面に向かって右側から千歳川の方向へ第1、第2…と順に駐車場が続きます。第5駐車場が一番エントリーポイントへ近いのですが、第5駐車場はほかの駐車場が混み合った際の臨時の駐車場のようです。そのため、SUP利用の方は第4駐車場を利用するのが良いそうです。

駐車場の入り口で、係員の方に「第4駐車場に行きたい」旨を伝えるとご案内いただけるとのことです。

営業時間:9:30〜16:30
料金:500円/日(2023/07時点)

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エントリーポイント

千歳川上流部(支笏湖の流れ出し)

支笏湖第5駐車場に隣接する千歳川上流部(支笏湖の流れ出し)は風などの影響を受けにくく水面が安定しているとのことで、SUP向きなロケーションのようです。

車を停める第4駐車場から階段を降って下におりて千歳川にアプローチします。(第5駐車場を横切らなくても避けた形で出られるようです)

なお、千歳川の岸に車を乗りつけるのはNGです。そのほか、支笏湖ではSUPなどの非動力線の出艇は決められた場所からしかできません。詳細については注意事項の欄の、非動力線の出艇は決められた場所以外からはしないことに書いていますので、そちらをご参照ください。

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トイレ・シャワー

トイレ

駐車場〜エントリーポイントまでにいくつかあるようです。

シャワー

シャワーや水道設備については調べきれませんでした。温泉は近場にありますが、SUPボードを洗う用途の水は持っていった方が良いです。

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支笏湖の気象について

不凍湖のため表面水温は冬で最低2-3℃までしか下がりませんが、夏では最高でも20-21℃までしか上がりません。夏でも水温が低めなことを踏まえて服装を準備しましょう。

また、支笏湖は天候によっては波が立ちやすく海と同じような大しけになる事があるとのこと。岸辺に波がない状態でも沖は荒れていることがよくあるそうなので注意しましょう。

エントリーポイントの千歳川上流部(支笏湖の流れ出し)は風などの影響を受けにくく水面が安定しているようです。

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支笏湖にて個人でSUPをする際の注意事項

支笏湖ローカルルールがあるので、遵守すること

SUPなどの非動力の利用が活発化している一方、マナー悪化、ゴミや船舶の放置、水難事故の増加などの問題が起きてしまっているようです。

そのため、支笏湖でSUPする際許可などは不要なのですが、支笏湖独自のローカルルールが策定されています。

支笏湖ルールの中でも特にSUP航行に関わりそうな部分を以下に抜粋しました。綺麗な湖で気持ちよくSUPができるよう、ルールを守ってSUPを楽しみましょう。

非動力線の出艇場所は決められた場所以外からはしないこと

SUPなどの非動力船は出艇場所が決められているので、決められた場所以外からの出艇は控えましょう。

 Info 支笏湖でSUP出艇できる場所
SUPのような非動力船は今回エントリーポイントでご紹介した支笏湖温泉以外にも、ポロピナイ、美苗キャンプ場(有料)、モラップキャンプ場(有料)からの出艇できます。(支笏湖ルール2ページ目右下部より抜粋。)

ライフジャケットを着用すること

基本的なことですが、支笏湖でSUPする際はライフジャケットは必ず装着しましょう。

遊覧船の航路に立ち入らない

遊覧船の航路があるので、航路に立ち入らないように注意しましょう。なお遊覧船の航路は支笏湖ルール2ページ目の右上に掲載されています。

ゴミは持ち帰ること

出したゴミはそのままにせず必ず持ち帰りましょう。


 Memo 支笏湖ルールについて
支笏湖ビジターセンターのホームページに支笏湖ルールが掲載されていますので、適宜ご参照のうえルールを守ってマナー良くSUPを楽しみましょう。

遊泳は禁止

SUPをしたり湖畔での水遊びなどは問題ないようですが、遊泳は禁止です。遊泳を伴うような遊び方(シュノーケリングなど)は控えましょう。

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結び

日本有数の透明度を誇る美しい湖。いつまでも綺麗な湖を楽しめるよう、しっかりとルールを守ってマナーよくSUPを楽しみましょう。

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持ち込みSUPで毎回発生する「準備・後片付け」が快適にできるよう、準備・後片付けに必要なグッズや選び方、筆者のおすすめを記事にまとめました。こらもぜひ合わせてご参考にしてください。
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▶︎ SUP歴は2021年~。 ▶︎ 元々ウォータースポーツをやっていたわけでもなく、陸上主体生活を送っていた普通のOL。あるとき、私を海へ勧誘しようとしたサーフィン好きの相方さんに、サーフィンよりゆるく始められそうなSUPを提案されたので始めてみたら、現在、すっかりハマっている。 ▶︎ SUPをする場所は関東近郊を中心に、全国つつうらうら。 ▶︎ 想像以上に感動体験が多く、適度な運動とストレス発散にもほどよいSUP。個人がプライベートでも気軽にSUPを楽しめるよう、スポット情報を中心にまとめていくことにしました。

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