宮城島の無人ビーチからSUPボードと伊計島にかかる伊計大橋
SUPができる場所[SUPスポット]

【沖縄/伊計島・宮城島 | 持ち込みSUPスポット情報】沖縄本島から行ける古の歴史感じる離島

本島から橋が整備されていて、陸続きにアイランドホッピングで上陸できます。

沖縄本島といえば、リゾートホテルが立ち並ぶ北西側の万座ビーチあたりが有名ですが、今回ご紹介する東側の与勝諸島(伊計島をはじめ、隣接する宮城島・平安座島・浜比嘉島・藪地島など8つの島から成る)は昔ながらの沖縄の田舎町という感じののんびりとした雰囲気で、離島ならではの美しい景観を楽しめます。

また、神秘的なスポットも多数あり、見所豊富な場所です。

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今回のクルージングコース・SUP禁止場所を含む全体MAP

青・クルージングコース黄・利用施設緑・エントリーポイントまでのルート赤・SUP航行注意ポイント
※各アイコンをクリックするとポイントごとの情報が見られます。

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伊計島・宮城島SUPの見どころ

沖縄情緒満点の南国の島

海は透明度抜群。ターコイズブルーに輝く鮮やかなブルーと、コバルトブルーの紺碧色との濃淡が綺麗。強い日差しで海面がキラキラ。
琉球石灰石(※1)から成るキノコ状の岩が点在していて、沖縄情緒も満点。

宮城島最高峰のヒータキ(火焚山)は、沖縄では珍しい標高の高い丘陵で迫力がある

沖縄の琉球石灰石の地層(※2)はサンゴや貝殻の堆積でできていて、標高の低いゆるやかな地形が続きますが、その中では珍しく標高の高い丘陵がある宮城島は高離島(たかはなりじま)と呼ばれています。

宮城島の大半が周囲が急崖の三角形の台地になっていて、特にその東側は宮城島最高峰の「ヒータキ(火焚山)」と呼ばれており、下から見るとなかなかの迫力があります。

(※1) 琉球石灰石は、沖縄の建造物の塀や石垣などに使われており沖縄では頻繁に見かける。
(※2) 琉球石灰石の地層は、沖縄本島の主に南半分を占める地層で、キノコ状岩などの浸食された奇石や鍾乳洞が見られるのはこの地層。石川市あたりから以北は「やんばる」と呼ばれる山地が続く地層になり、生えている草木は別として地層は日本本土に近い趣となる。

宮城島と伊計島を繋ぐ伊計大橋

さらに進むと朱色が特徴的な付近のシンボルとして親しまれる、宮城島と伊計島を繋ぐ「伊計大橋」が見えてきます。鮮やかなブルーの海と特徴的な植物や奇石から成る南国らしい風情の中に朱色が映え、とても綺麗です。

海や景観が本当に素敵

季節の変わり目で風が強く、その先の伊計ビーチは持ち込みSUP不可なことに加えて、伊計ビーチ側に向かって回り込むところでは地形からか三角波で少し波が高めだったため、橋を超えて少し行ったところで折り返しました。

そこから斜めに向かって宮城島側へ渡り、白い砂浜へ上陸。

景色をぼんやり満喫してから、エントリーしたビーチに戻りました。

普段とは全然違う南国の離島に来たのだなぁという感覚でしょうか。何と表現したら良いのかがわからないのですが、今までSUPで行ったスポットで一番良かった。
とても素敵な体験ができました。

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エントリーポイント

イツクマ浜からエントリー

伊計ビーチは持ち込みSUP禁止

当初伊計ビーチからエントリーしようとしましたが、持ち込みSUPは不可とのこと。
また、伊計ビーチの前に食堂があり、そこの駐車場をお借りして裏あたりからエントリーも考えたのですが、漁港の持ち物とのことでエントリーが難しかったです。

 全体MAPで位置を確認
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駐車場

エントリーポイントのイツクマ浜の前に駐車スペースがあったのでそちらを利用。

イツクマ浜の駐車スペース

料金:無料
※ イツクマ浜内や芝生の中への車の乗り入れは禁止です。

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トイレ・シャワー

トイレ

少し離れますが共同市場のあたりに公衆トイレがあります。

シャワー

使えそうなシャワーや水道はないので準備していく必要があります。

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伊計島・宮城島の気象について

キノコ状岩が風除けになる

この日は北からの風が風速5〜6m/sだったので風は強めでした。
このクルージングコースの場合、エントリーポイントからほどなくキノコ状の岩が点在しているので、その間を縫っていけば多少は風を避けることができました。

伊計大橋を超えた後、陸よりの場所は風が強く・波高になる

伊計大橋をくぐりぬけるまでの間は、波は穏やかでしたが、橋を超えて伊計ビーチ側へ行く道中が、ちょうど風の通り道になるのか強い風になり、波形も三角波で高い波になったためそれ以上進むのは断念し、折り返しました。

伊計島と宮城島の間を横断するときは風などを直に受ける

宮城島の白い砂浜に行くか少し迷いましたが、体力的に余裕があったので、立ち寄ってから戻りました。ただし宮城島側から伊計島側へ渡る道中は、北からの風に押され、右側ばかりでパドルを漕いだので、女性の腕力的には渡りきって腕のMAXパワーをちょうど使い切った感じで割とパワーを消費しました。(男性の相方はピンピンしておりましたが)

また、ここはフーキジル水道と呼ばれ潮の流れが強い場所です。下記の「伊計島・宮城島にて個人でSUPをする際の注意事項」に記載の内容も一緒にご参考にしてください。

※インフレータブルSUPは風に流されやすいので、基本的には4m/sくらいまででのエントリーが無難です。
また、風向きや立地も考慮の上でエントリーしましょう。

服装などは同じタイミングで行った、古宇利島SUPの記事内に記載しています。
同時期の沖縄に行かれる際は参考になるかと思うので気になる方は以下リンクからご確認ください。(記事内「沖縄・古宇利島の気象について>温度・服装」の項目に記載。目次リンクから飛ぶとスムーズです)

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伊計島・宮城島にて個人でSUPをする際の注意事項

フージキル水道という潮の流れが速い場所

後で知ったのですが、まさに私がSUPした伊計大橋の下、宮城島と伊計島の間は、フーキジル水道と言って潮の流れが速いことで知られているそう。
私はSUPしてる分にはなんともなかったんですけどね、、。それよりも風の方が心配でした。
シュノーケリングはやってません(シュノーケリングは気づいたら流されていることが結構あるようですね)。

ですが、先にも書いたとおり今まで行った中で一番良かったな、と思うスポットでした。
ここで遊ぶ場合は潮の流れをよく見て気をつけて楽しんでください。

釣り人が多いので注意が必要

漁港の浜に出る手前のテトラポットと伊計大橋の周辺は、釣りスポットのようで釣り人が沢山います。
釣り糸に引っかからないように注意してください。

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結び

沖縄本島から行けるのんびりとした南国の離島。
あまり沖縄本島の東部って「沖縄といえばここだ!」とイメージする場所ではないですが、実は沖縄の古い歴史も感じられる、穴場のスポットです。

関連:
持ち込みSUPで毎回発生する「準備・後片付け」が快適にできるよう、準備・後片付けに必要なグッズや選び方、筆者のおすすめを記事にまとめました。こらもぜひ合わせてご参考にしてください。
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▶︎ SUP歴は2021年~。 ▶︎ 元々ウォータースポーツをやっていたわけでもなく、陸上主体生活を送っていた普通のOL。あるとき、私を海へ勧誘しようとしたサーフィン好きの相方さんに、サーフィンよりゆるく始められそうなSUPを提案されたので始めてみたら、現在、すっかりハマっている。 ▶︎ SUPをする場所は関東近郊を中心に、全国つつうらうら。 ▶︎ 想像以上に感動体験が多く、適度な運動とストレス発散にもほどよいSUP。個人がプライベートでも気軽にSUPを楽しめるよう、スポット情報を中心にまとめていくことにしました。

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